ゆらりゆらり落ちゆく
木の葉と風の音が
辺り赤く染めて
空気が澄む
何も残せず枯れる
悲しさが身にしみる
命繋ぐための声が届く
(今も)
降り注ぐ祈りは
色めく空に燃える
結実をもたらす露に
豊かさを求めた
願いは穣りに変わりて
行く先へと託した
浮かれ舞う姿横目に
この季節を望む
ひしめき合うように
構築・解体され
ノーマライズされても
致し方ない
何も残せず枯れる
悲しさが身にしみる
命繋ぐための声は何処
(今も)
降り注ぐ祈りは
色めく空に燃える
結実をもたらす露に
豊かさを求めた
手元離れゆく寂しさ
行く先へと託した
巡りゆく命横目に
この季節を望む